よくあるご質問

Q1.ケージ(かごの中)飼いと平飼いでは、どこが違うの?
ケージ飼いは、ケージという狭いスペース(かご)に鶏を入れて産卵させます。設備費や生産量のみで考えると効率的ですが、鶏の自由が効かなくストレスになり易いため、鶏にはよい環境とはいえません。一方、平飼いの鶏は自由にエサ・水・運動が出来、ストレスの少ない良い環境にて卵を産む状況にあります。また、平飼いの卵は鶏の運動量が大きく油分(コレステロール)脂質等がケージ飼いに比べ低い状態にあります。
Q2.有精卵と無精卵の違いは?
オス鶏が入っているかどうか、(当社ではメス鶏100羽に対してオス鶏5羽で80%以上の受精率です。)によります。栄養的には差はあまり無いといわれていますが、卵の分析では成分に差があるデータもでております。
Q3.有精卵は冷蔵庫にいれなくても良いと聞いていますが・・・。
残暑期には、特に卵の取り扱いに十分注意が必要です。当然冷蔵庫の保管が必要となります。(冷蔵庫など、10℃以下の一定の温度に保管されると最適です。
Q4.赤卵は白卵より高いのはなぜですか?
コスト的にも赤卵はヒナも高く、産卵率、エサの要求率も白卵より劣り、経済寿命も短いといえます。したがってコストは白卵より20~30円高くなります。又、平飼いに於いては、設備等の負担が大きく50~60円高くなります。
Q5.卵の賞味期限について
賞味期限は生食の一つの目安ではありますが、賞味期限の過ぎたものは必ず加熱処理して、召し上がって頂くのが良いといえます。
Q6.買った卵が汗をかいているが、どうして?
卵は呼吸をしているような状態にあります。また特に温度差には敏感で温度差の大きいときには、汗(結露)が生じることがあります。※ 汗をかいた卵は早くいたみますので、お早めに召し上がりください。
Q7.卵はコレステロールが高いと聞いていますが、多く食べると体によくないの?
卵の洗卵・滅菌は義務付けられており、卵は食品の中で栄養バランスのとれた完全食品とも言われており、特に問題ないといえます。コレステロールには善玉と悪玉があり、卵のコレステロールは善玉です。特に善玉のコレステロールの有用性が昨今脚光をあびてきています。バランスの良い食生活を心がけてください。
Q8.卵の洗卵はなぜしているの?また、どんな薬品を使っているのですか?
卵の洗卵・滅菌は義務付けられており、全て実施されております。一般的には、卵の洗卵・滅菌には次亜塩素酸剤の溶解液を薄め使用されておりますが、昨今、消毒剤等薬品の使用は、一方では新たな環境問題も生じることにもなります。 当社は安心・安全・そして環境にやさしくの「こだわり」から、強い除菌効果を持ち、かつ安全な「強酸性電解生成器」を導入し強酸性水・強アルカリ水にて卵の洗卵、滅菌をしております。又、使用後は元の水に戻り排水されるといった環境に配慮したシステム(方法)をとっています。
Q9.よって亭(売店)で有精美容卵を買ったのですが、本当に有精卵なの?
平飼い雌鶏100羽に対して5羽の割合で雄鶏が入っています。雄鶏が少なくないの?って疑問に思われるかもしれませんが、一回の交尾で20個前後の金環卵(雌鶏の体の中にあり、葡萄のように未発達の黄身が連なっている)が受精するため、少なくはありません。しかし、有精卵の可能性は100%とは言えませんし、季節によっても差が出たりしますが、現状では80%以上といえます。
Q10.卵の中に白い紐のようなものが入っているのですが、食べても大丈夫?
卵黄の端についている白い紐のようなものは カラザ といいます。卵黄がいつも卵の中心からずれないようにする働きをしています。カラザにはシアル酸という抗がん作用のある物質が含まれていますので、残さずに食べましょう。

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